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『あせとせっけん』を僕は読めない

 久しぶりなのにこんな誤解を与えそうなタイトルでいいのか?という問題はさておき、今回は『あせとせっけん』について正直な感想を書こうかなと思い立ったが吉日。すごい関係ないけど、アイホンはアプデするたびに使いづらくなりますね。打ってる最中の文字がサーっと消せなくてつらいよ。

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 タイトルで言っちゃってるんだけど、『あせとせっけん』(以下「あせ」と略します)を1巻だけ読んで、僕は続きを読めなかったってだけの話です。なんでそんな話をするかっていうと、それじゃ「あせ」の悪いところは?ってなると特にないからなんです。まあ普通に名取さんは訴えられても仕方なかったなぁ、とは思うけど、彼は基本は人格者だし、八重島さんは可愛いし。

 何が言いたいかと言うと、個人の人格、というか人生が原因で読めなくなる漫画がこの世には存在したんだ!と言う話です。

 

 「あせ」は大きな枠では〈ラブコメ〉又は〈恋愛〉なのは間違いないと思います。そして僕はこの手の漫画は全く苦手じゃありません。乾ききった手で掴んだ砂ほどしか恋愛経験ないので、僕からするとジャンル分け〈ファンタジー〉なのは置いといても、こうした作品は結構楽しむ訳です。

 

 そしたら「あせ」も又楽しめて然るべきなんだけど、受け入れる土壌がなかったとしか言いようがない、申し訳ございませんこちら側の不手際ですという...。

 何て言えばいいのか、僕も初めての感覚過ぎてわからない。今までは「好き嫌い」と「面白い面白くない」で楽しんでたのに、「あなたのこれまでの人生についてお話しください」とか、急に言われてもちょっと...みたいな問いをかけられたような。

 結局、土壌がないので「わーなんかえろいな」みたいな感想しか出てこないの、本当に僕という人間は終わってるなぁと思います。

 

 散々なことを書いたんですけど、『あせとせっけん』自体には全く非がないです。面白いなぁと思いますし、ちゃんと普通に人生を踏みしめてたら絶対楽しく読めると思います。僕みたいにいつの間にか脇道に逸れてた人、『ドロヘドロ』でも読んでてください。

 

 ということで、しっちゃかめっちゃかになりましたが、『あせとせっけん』から気づきを得ました。多分続きは僕がもっとまともな人間になれた時に読むことになると思います。

 まとめると、我こそは人生を踏みしめているという人は『あせとせっけん』を、それ以外の人は『ドロヘドロ』を読みましょう。